やよいの青色申告を導入(2)

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前回はソフトの導入経緯についてでした。今回は申告に使用するマイナンバーカードについてです。やよいの青色申告の話は出てきませんが・・・。

 

 

マイナンバーカード・・・

これを取得するか、しないかは個人の自由です。世間ではあまり良い話を聞かない・・・というより批判のほうが多いような気がします。ですが、電子申告では便利なものになりますので、一応入手という体で話は進めます

ところで、今年マイナンバーカードで一番盛り上がったのは特別定額給付金(一人10万円)のときではないでしょうか。ワイドショーでも「スタジオの皆さんで持っている人いますか?」みたいなこと言って、実際に数人は持っていました。でも、あの人たちって個人事業主で確定申告とかやってそうですが・・・(税理士に頼んでいるのかも知れませんが)。

「これで確定申告やっています!」っていう芸能人がひとりくらいいても良いような気もするのですがね。私も政府というものはどちらかというと嫌いですが、「マイナンバカードなんて要らないんじゃないの?」という意見だけに偏るのもいかがなものかと思います。

 

ICカードリーダー

前回も少し紹介しましたが、マイナンバーカードをパソコンで読み取る場合、専用のカードリーダーが必要になります。私はNTTコミュニケーションズのものを使っていますが、フェリカにも対応したSONYの方がよかったとちょっと後悔しています。以前より機種も増えました。

 

 

 

 

SONYのやつは他に使い道があるとして、「年に1回しか使わないのに買うの?」ということになります。まあ、そうなんですが、そうならないようにマイナンバーカードを使った諸手続を積極的に行うようにしています。私はマイナンバーカード大好き人間になりたいと思います。こちらは後半で。

 

 

体験談1:2019年(令和元年)の白色申告で使ってみた

特別定額給付金のときにパスワードを忘れたとか、電子証明書の有効期限とか騒がれていました。パスワードを忘れてしまうのは、ちょっと問題があると思うのですが(一応自分で申し込んだんだからそれくらいは・・・)、当時、電子証明書のことは何も心配していなかったのです。

それでは確定申告の話へ。2020年の3月のある日。まだ会計ソフトは導入していませんので、「国税庁確定申告書等作成コーナー」を利用して入力を済ませ、マイナンバーカードを使って送信しました。

すると翌日だったと記憶していますが、管轄の税務署から電話があり、「データはちゃんと届いていますが、電子証明書が無効になっているので受付できません。市役所で聞いてみてください」と。

何故だろう・・・。でも思い当たることがありました。

地方公共団体情報システム機構のホームページで電子証明書の失効について記載がありました。

  • 電子証明書の失効申請をした場合。
  • 住民票の基本4情報(氏名、生年月日、性別及び住所)の記載が修正された場合(ただし、マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書は失効しない)。
  • 電子証明書の有効期間が満了した場合。
  • 本人が死亡した場合。

私が該当するのは2番目です。住所の変更はありがちなのですが、私の場合は「氏名」を変えたことだと思います。氏名といっても改名したわけではありません。

かなりマイナーだと思うのですが、運転免許証やマイナンバーカードに旧姓を入れることが出来るようになりました。私はこれやっていて、そのときに、市役所の職員が慣れない手つきで作業していました。終了時に「マイナンバーカードに旧姓を記載するのは○○さんが△△市で第1号です。」と言われていたので。忘れてしまったのか、わからなかったのか、電子証明書を更新しなかったようです。

後日、市役所へ行き事情を話すと、すぐに更新してくれました。2019年分の申告は新型コロナウイルスの影響で、申告期限が延長になったため余裕があったのですが、そうじゃなきゃ危なかったですよね。(行政はこういうの保証してくれなさそうなので。)

その後、再度送信しうまくいきました。また、税務署の担当者も「不安だったら、電話で申告が有効になっているか確認しますよ」と言っていたので、念のため電話で確認したらOKでした。

 

 

続きは次回に

マイナンバーカードの旧姓入力でヒートアップしてしまいました。続きは次回にします。

ついでに旧姓がどう表示されるかというと、カード表面右下の水色の備考欄みたいなところに「R1.1.1 旧氏記載:鈴木 職権修正」と記載されます。

 

 

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