やよいの青色申告を導入(1)
今回は本の内容ではありませんが、会計ソフト『やよいの青色申告』を導入しました。
私は今年初めて青色申告をします。(去年は白色申告でした。)今年はExcelに自分で帳簿を付けて対応し、来年の1月1日以降分から会計ソフトに移行しようと思ったのですが、あまりにも便利なので今年から使うことにしました。
数回に分けて環境や使用方法についてレポートしたいと思います。
私の申告環境
去年の申告から「マイナンバーカード方式」を利用しています。もちろん「カードリーダー」も所持しています。(NTTデータ製を購入)今年(2019年分)からスマートフォンのe-Taxもできるようですが、おそらく電子申告には対応していないと思います。詳しくは国税庁のホームページで確認した方が良いと思います。
どちらにしろ、マイナンバーカード方式であればマイナンバーカードが必要になるわけで・・・こちらは後で話したいと思います。
やよいの青色申告を選択した理由
最終的に『やよいの青色申告』を選択したのですが、判断基準は次の通りとなりました。
①必要な機能や条件
- 青色申告を行う
- クラウド型を導入したい
- 銀行とのデータ連携(楽天銀行)
- できれば請求書の発行
②逆に不要な機能や条件
- 「簿記の知識はなくても大丈夫」的な機能
- レシートの読み取り機能
- 仕事がサービス(役務)の提供なので、仕入関係の機能は気にしない
- 導入することは決めているので、無料期間はそれほど気にしない
③でも一番の決め手は価格
といった具合です。私は簿記検定3級を持っているので、日常の取引(特に仕訳)くらいは理解できます。「知識がなくてもできます!」みたいな、ソフトウェア会社が一番押したいところはあまり気にせず、機能と価格で選択しました。
それで購入したものが『やよいの青色申告』セルフプラン・年間8,000円(最初の1年は無料)です。さらにクラウド見積・納品・請求書サービス「Misoca」無料プラン(月5通まで発行可能)も導入しました。
参考:他の候補と私見
やよいの青色申告以外に3つを候補にしていました。私見ですが参考になればと思います。もちろんですが、自分に合った一番良いものを導入するのが良いことですので。
①マネーフォワード『クラウド確定申告』・・・年間8,800円
家電量販店でパンフレットを手に入れましたが、「クラウド会計シリーズ」は詳しいのに、「クラウド確定申告」は簡素な内容で、公式ページも情報を入力しないと資料がダウンロードできないものだったのでちょとと調べる気力がなくなってしまいました。見た目は爽やかで洗練されたデザインでしたが、ちょっと残念。価格はわかっているので、それだけで判断してしまいました。気になる方は入念に調べてみてください。
②freee『会計freee』・・・年間11,760円
若い人やフリーランスで人気なイメージがあると思います。逆に言えば弥生シリーズが老舗なので、それ以外がそう見えてくるのかも知れません。
機能は十分ですし、入力画面のデザインも洗練されていて使いやすそうでした。判断基準は価格くらいです。サポート不要のさらに安いプランがあったらこっちにしていたかも知れません。
③ビズソフト『ツカエル青色申告20+確定申告』・・・DL版5,000円
こちらはクラウド会計型ではないのですが、家電量販店で入手したパンフレットではなかなかいいなと思いました。帳簿や帳票のデザインが個人的にこれが一番好きでした。請求書は別ソフトが必要という点で候補から外しました。
言い方は良くないですが、年配の人には受けるタイプではないかと思います。私もどちらかというとそういうタイプです。自社システムやオフコンとか使ったことある方には相性がいいと思います。
次回は
今回は会計ソフトの導入についてです。次はマイナンバーカードの準備について、申告以外のことを含めまとめたいと思います。