最終電車間際の到達可否を図化(1)

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NetworkXネタを続けていますが、本でよくある口コミの伝播を応用して何かを図化してみようと思っていたら、このコロナ禍の影響で、最終電車の繰り上げを計画というニュースがありました。終電間際の何本かの電車でどれだけ帰れる範囲が違うのか試しに図化してみました。

 

データの準備

秀和システム『Python実践データ分析100本ノック』の口コミの伝播を参考に、到達できる駅とできない駅を1,0で表現したデータを作成します。

題材は常磐線(で千葉県北西部の駅に帰る)としました。最終電車とその手前数本の様子を上野駅発の列車毎に図化します。条件は以下の通りです。

  • 上野駅から常磐線で千葉県北西部(松戸市・柏市・我孫子市・流山市・野田市・鎌ケ谷市)の駅に帰る
  • ダイヤは平日ダイヤ
  • よって乗換対象は常磐緩行線(松戸または柏乗換)・新京成線(松戸乗換)・流鉄流山線(松戸・馬橋乗換)・武蔵野線(松戸・新松戸乗換)・東武野田線(柏乗換)・成田線(我孫子乗換)・つくばエクスプレス線(北千住乗換)
  • 上野駅から常磐線に乗車する経路のみ(実際にはつくばエクスプレス線・北総線などを使えば帰れそうな箇所もあるが、それらは考慮しない)
  • あくまでも図化が目標で精緻なものは目標としない(ああそうか・・・を感じることが目標!)

あとは時刻表を調べて淡々と作業するのみ。色々とプログラミングを駆使して、効率的なやり方がありそうですが、私はその領域ではありませんので、基本Excelで手作業です。

 

 

結果

実は本と同じようにできず、少しやり方は変更しました。まずはデフォルトの状態です。駅の座標はこちらを利用させていただきました。

図では到達できる駅をオレンジ、できない駅をグレーで表現します。ラベルをもう少し修正すれば良かったのですが、気力が無くなってしまいました。

23:20発の電車でこの図の全駅が帰れるようなので、ここから最終電車までの10本を段階的に未定いきます。まずは23:20発から。

全部オレンジです。次は23:27です。流鉄流山線・武蔵野線・成田線は終了です。

以降はコメント抜きで並べます。

以上です。最終電車は松戸行きなので、松戸だけオレンジ色です。

ここで地図とかの組み合わせを・・・って、そもそもこれNetworkXじゃなくて、GISでやればいいんじゃないの?って思ったのですが・・・。次回はGISでやってみます。

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