技術評論社の本(Excel VBA編)

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紹介している本に技術評論社に偏っているのですが、意識して購入しているためです。

昔はあまり出版社を意識していなかったのですが、購入した本を見ていると技術評論社の本が多くなっていることに気づきました。技術評論社のいいところは「わかりやすさと豊富なテクニック」だと思います。解説本にとってわかりやすさは必要不可欠なのですが、諸問題を解決するためのテクニックの部分は量、質ともに満足できる内容です。

特にひとつのソフトに関する本であれば、そのあたりを徹底的にやってくれます。個人的な感情かもしれませんが、(40代の私にとって)売れていたファミコンの攻略本ってこんな感じでしたよね。

技術評論社の本にポケットリファレンスシリーズや逆引きシリーズといった辞書のように使う本があります。基本的にひとつの項目が1ページまたは2ページ以内にまとめられ、解説と例が列挙されています。今回はこのタイプの本から、ExcelVBA関連の思い入れのある本を紹介します。

 

①技術評論社『Excel VBAポケットリファレンス』

ExcelVBAを初めて学んだ本は別にあるのですが、だんだんできることが広まってくると、その時々に調べたいと思うことが多くなりました。そこで活躍したのがこの本です。もう随分前の本ですので、購入サイトのリンクは参考と言うことで。著者の前田智美氏を検索しても、あまりこの本くらいしか反応がないので、最近は執筆していないようです。

  

私の手元にあるのは初版なのでもっと古い表紙のやつです。随分使ったというより、現在も使っています。シミがつくほど使っていましたのでブックカバーをかけました。手元にお土産でもらったゆりかもめの手ぬぐいがあったので、祖母にブックカバーを作ってもらったのですが、生地の表裏が逆になっていました・・・。

本当にお世話になったのですが、これはVBAだけでなく、(会社に勤めていたときの)仕事でのマニュアル作りの基礎になりました。表題・ポイント・事例をひと目で確認できるようにまとめるという重要性を学びました。

 

技術評論社『[逆引き]Excel VBA パワーテクニック 525』

逆引きシリーズです。ページ数もポケットリファレンスの2倍近くあり、満足できる内容です。著者の大村あつし氏は他のシリーズも執筆していて中級者以上向けの本が多いような気もしますが、偉ぶらないところに好感が持てます。

表紙カバーに「定番のテクニックから、目からウロコの達人ワザまで」と記載されているとおり、他の本では見ないようなテクニックも沢山あります。

これはと思ったテクニックはDOSコマンドを操作してファイルツリーをつくるものがあって、仕事でも随分お世話になりました。下の画像のようなテキストファイルを出力できます。私はセルの値を読み込んで実行できるようにしています。

 

まとめ

今回は2冊、しかもポケットリファレンスは続編がありませんので実質1冊でしたが、やはり実際に目にしてもらうのが良いと思います。Amazonとかの評価も高い方だと思いますのでそちらも参考にしていただければと思います。

 

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